07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

それぞれの癌 それぞれの人生

2014年01月05日
「お正月」のうちに、しばらく会ってなかった母方の親戚と
唯一関東圏にいる父方の伯母(父の実家・本家は広島)のところに
顔を出そうかな~と思いつつも、連日の外出は辛いなーと
一番やりたいことのための外出のみで過ごした、年明けからの4日間。
元旦と3日は、ほぼ在宅。2日と本日4日は、自分の好きな(大好きな)テリトリーへ。

帰宅車内でふと携帯を見ると、ふだんほとんど接触のない従姉妹の携帯からの着信履歴と
その実家、叔母の家電からの着歴。親族の誰かに何かあったかな?という不安がよぎる。
電車の中だから、コールバック出来ないとメールを打つも返信なし。

家に着いてから、叔母の家に電話をかけ、昨夜、叔父が亡くなったと知らされた。
20年前に胃がんを患い、8年前?くらいに大腸がん。5年の経過観察も過ぎ
完治と考えても良い状態だったらしいけれど、昨年、肺への転移が見つかり
肺を一部切除したそう。一昨年、別の叔父の葬儀で会った時は元気そうだったのに。
当初は肺がんとの診断だったらしいけど、後に大腸がんからの転移・再発と訂正され
残念ながら、オペ後もあちらこちらに増悪し続けてしまった、
ただ、最後は苦しむこともなく(緩和ケアをしっかり受けていたので)亡くなったと…

涙声での叔母の話を聞きながら、私は逆に、癌患者となった後も
長く生きることが出来て良かった、羨ましいとさえ思ってしまった。
82歳。男性の平均寿命以上に生きることも出来て。
人と比べての幸不幸ではないとはいえ、
幼い子供を残して旅立たなければならなかった
若きサバイバーさんたちのことを想うと、
叔父は、サバイバーとして十分な予後を過ごせたのだなぁと。

叔父とは血のつながりはないのだけど、エンタメ好きで
とある歌手の(昔は結構ヒット曲もあった)後援会会長をしていて
従姉妹の結婚式では、もっとも重要な来賓として、その大ヒット曲を披露。
叔父も鼻が高かったんじゃないかな?
家族にしてみれば、もちろん、もっともっと長く共にいたかったでしょうけれど
十分、生きた人生だったように思う。
(ヒトの人生について勝手に決めつけるのもなんですが・・・)



父方の伯母とは、昨日電話で話した。91歳。
私が会うことのなかった従兄弟。3歳の息子を亡くしたことがある伯母。
その伯母の配偶者、亡き伯父が歌人だったので、
そのときの様子は、私家版の手記として出版されたから
だいたいの状況は知っている。私が成人過ぎた頃から、当時の辛かったことなども
話してくれるようになったし。病名ははっきり分からないのだけど
最期は血を流しながら亡くなったと。3歳の子供が…
助かることがないと分かっていながらの看病はどんなに辛かっただろう…

その後生まれた子、従兄弟のTは大切に、やや過保護気味に育てられた。
有名大学を出て、有名企業に入った。研究者としてはその頭脳を発揮できたけれど
大きな研究機関での「研究者」としての時間は短い。30歳半ばを過ぎると
一般職的な立場となり、40歳を過ぎたあたりから中間管理職として、
上司と部下の間に挟まれ、穏やかな性格の従兄弟はうつ病となり
休職ののち退職。その後も働けたり、働けなくなったり。

その従兄弟が昨年、肺がんを発症していたと知らされる。
伯母は長生きしすぎたと言っていた。
自分より先に死なないでくれと言ってあるのよ、と。
息子を二人とも自分より先に亡くすことになるのは耐えらないでしょう。
私のこともあるし、私の生母が苦しみぬいたこと
その看病をしていた私の父、伯母にとっては実弟の辛かった人生。
いろんな事を吐露していく…

とりあえず、Tくん(私より結構年上だけど、伯母と話すときは「くん」
になってしまう)と私は、伯母より絶対先に死んではいけない!
それでも、Tくんにとって、母親が存命であるということは
心の拠り所だろうから、伯母にも、もうちょっと頑張ってもらわないといけない。
年相応に不調はあるけれど、寝たきりとかでもないし、頭もはっきりしている。
もちろん、私にとっても、大切な伯母。生母の闘病中、
一時、預けられていたこともある。

三人に一人は癌になり二人に一人は癌で死ぬーと言われている時代。
ああ、こんなにも身近に癌はあり(私がこの様な状況なので知らされてなかった)
皆、闘って(?)いるのだなぁ。どんな風に向き合い
どんな風に治療を選択していくのか、話してみたい(みたかった)ような気もする。

ある意味醒めているのかな・・・自分。
あまり、身内だからといって可哀想とか同情心的なものは沸いてこない。
サバイバーとして、同志のような気分?
(従兄弟の件に限って言えば、お嫁さんの方が大変なような気がする。
長男が自閉症だし←でも成人して作業所で働けている。
娘の方も、ひきこもり気味らしいので・・・)
それより、まだ学齢期の子供がいる、ブロ友さんの方が心配だったりするのです。



ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします。
↓↓
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村
スポンサーサイト
家系樹 ファミリーツリー | コメント(10) | トラックバック(0)
コメント
NoTitle
作家さんのエッセイを読んでるみたい。
一気読みです。

最近思っていたことと重なる部分があり、
コメントにまとめようと思ったら、長くなりそうで、
自分のブログに書いちゃおうかなと思ったりしてます。

ひとつだけ、今日は緩和ケア外来受診の下調べをしたりしていたので、緩和ケアをしっかり受けて苦しまずに亡くなったというくだりにホッとしてみたりです。
緩和ケア
こんばんは。
突然の訃報に驚かれたでしょうね。
血はつながっていなくとも、
エンタメ系でご活躍なのは叔父様譲り?
叔父様のご冥福をお祈りします。
緩和ケア、これからますます利用する方が多くなると思うけど、病院によっての方針が気になりますね。
あけましておめでとうございます
まだ言ってなかったと思いますので、まず新年のご挨拶を。
今年も宜しくお願い致します。

訃報・・・驚かれたでしょうね。
身近な方の死因が「がん」であったりすると、自分がその病気を患ったのにもかかわらず、いまだにショックです。息を飲みます。
日本人の2人に1人が罹るという事実がそこにあるのに。

でも、がんでなくても人はいずれ死んでゆく・・かならず、誰もが。
事故であったり他の病気であったり、恐ろしいけれど、必ず誰もが。

などと、とりとめのないことを考えてしまっています。
義母が早くに進行性の大腸がんで亡くなっており、その時とは治療が格段に変わっていて(当時は抗がん剤も放射線も入院していた)、この先もどんどん新しい治療法が出てきてよりよくなっていくのだろうな、そうなってほしい、と願います。
(と無理やり締めてみます)
きついね
私は今グリーフの講演原稿を書いています
がん患者として、母の癌、自分の癌、そして主人の癌
そして息子の事。
思いが深くて中々進みません・・・・。
幼い時にお母様と別れたyannchanさんの心中は
想像することしかできませんが
何があっても生き抜きましょうね。共にね。
Re: NoTitle
>blueさん

こんばんは。コメありがとう。
緩和ケア外来行くのね。私もいろんな先生のいろんな意見を
聞きたいから、blueさんの受診報告も待ってます。
浜松のセミナーも聞いてきてほしいな~
(と東海方面のブロガーさんたちにお願いしたくアップ)
Re: 緩和ケア
>池のうさぎさん

新春からランしてますね~。
皇居周りはたくさんの劇場が!

なんか勝手な想いなんですけど
悲しいというより、
十分生き抜いて良い人生だったんじゃないかな~
なんて想ってます。
Re: あけましておめでとうございます
>ゆりさん

新春からアクティブに過ごしてますね!
コメントありがとうございます。
そう、なにか、親族として悲しいという感情より
同じサバイバーとして、長くい予後を生きられたのだな~と
称えたいような気持ちです。叔父の年齢的なこともあるけれど。

多くの医師や研究者が頑張ってくれているかと思うと
頼もしいですね。ゆりさん、ぜひ、上記セミナーも参加して
レポよろしくお願いします。
Re: きついね
>じゅん8008さん

コメントありがとうございます。
じゅん8008さんも、さまざまな局面と向き合うことの多い道を
歩かれてきたと思います。背中を撫でてあげたい。

何の摂理によって、何が?誰が?
私(たち)の前に敷いた(強いた?)道か分からないけれど
それでも、未来に向かって歩き続けていきましょう。
NoTitle
Yannchan うちの叔父も亡くなって、今日記事を書こうと思うけど、なんだか書けない。Yannchanの記事すご~~~くわかる!! 私も悲しいというよりも、やはり頑張ったサバイバー同士のような気がする。 80歳過ぎたらいいとかそういうのじゃないけど、長生きできて良かったなと思うよね。
反対に子供が先は絶対にだめと思う。そんな辛い思いをされた方がまた、なんて悲しすぎる。
なんだか、今日は胸がいっぱいで、、ふう。 どうしよう、ブログって思う。 ア、愚痴を言いに来たんじゃなかった~!
Re: NoTitle
>tomotan

こんばんは。アメリカの強烈な寒波こちらでもニュースになってました。
東京もここ数日寒いよ~!!
tomotanの叔父様も亡くなられたのね。
うんうん、そして私はtomotanの気持ちが分かる。
つくづく人生は出会いと別れだな~ということを実感します。
二人の叔父のために祈りましょう。

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。