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「みんなで考えよう、がん医療」第一回市民公開講座 2

2013年12月21日
「みんなで考えよう、がん医療」第一回市民公開講座 1 こちら→

講演
「最新の抗がん剤治療・抗がん剤との付き合い方」


■本日の内容
・抗がん剤についての正しい知識?
・がんとうまく付き合っていくには?

■がん治療の歴史
・手術の時代から放射線・抗がん剤(全身治療)へ
・3大治療―ここ50年。戦前は手術しかなかった。戦後、放射線・抗がん剤
・ガン―小さいうちから転移
 昔:拡大手術 大きく取る 転移巣も取る
   大きな手術をしていた。お腹や脇のリンパも取っていたので
   合併症も多かった。
 最近はリンパ節も取らなくてもいいという風に変わってきている。

■「がん」の治療法
・手術(局所治療)
・放射線治療(局所治療)
・抗がん剤治療(全身治療)
・緩和治療(全身治療)
※免疫療法は入れない。「標準治療」になっていないので
(「入れる!」というドクターもいる)
↑↑免疫療法をウリに開業しているドクターもいる。

■抗がん剤の種類と副作用
<化学療法>
・いわゆる抗がん剤 殺細胞効果をもつ
・副作用が強い
<分子標的薬>
・がん細胞の浸潤、増殖、転移にかかわる標的分子に作用
・小分子化学物質阻害剤、抗体治療など
<ホルモン療法>
・副作用は少ない
・適応は乳がん、子宮体がん、前立腺がんなどに限られる

■抗がん剤の歴史
 <化学療法>
1960年代 ナイトロジェンマスタード  <ホルモン療法>
 シクロホスファミド、イホマイド       タモキシフェン 
1970年代 ビンカアルカロイド      プロゲステロン
 アドリアマイシン、5FU
1980年代 シスプラチン
 カルボプラチン、エトポシド
1990年代 イリノカテン パクリタキセル  アロマターゼ阻害剤
2000年代 ドセタキセル オキザリプラチン 
 <分子標的薬>ハーセプチン リツキサン グリーベック イレッサ アバスチン

※抗がん剤の歴史→マスタードガス 毒ガス
 60~80年代 副作用が強いので「毒」というイメージ
 2000年代に入ってから分子標的薬が出てきて、狙いうちが
 できるようになった。正常細胞をやっつけない。従来よりは
 副作用が減ってきた(ないということではない)

■抗がん剤が効きやすいがん、効きにくいがん
 治癒が期待できる
 絨毛がん、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病
 悪性リンパ腫、精巣がん
 延命が期待できる
 乳がん、卵巣がん、多発性骨髄腫、小細胞肺がん
 慢性骨髄性白血病、膀胱がん、骨肉腫
 症状緩和 QOL改善が期待できる
 非小細胞肺がん、前立腺がん、軟部組織肉腫、頭頚部がん、食堂がん
 胃がん、大腸がん、子宮頸がん、膵がん、脳腫瘍、肝がん、腎がん
 効果はあまり期待できない
 悪性黒色腫、甲状腺がん

※Dについても、海外で承認になっている新しい薬があるので
 Dの領域はなくなるかも・・・
※毎月のように新薬の出る時代

■なぜ抗がん剤は副作用が問題なのか?~一般薬と抗がん剤の違い~
・一般的に抗がん剤は、投与量を増やすほど効果が上がるとされている。
・しかし、効果と副作用が接近しており、治療域が狭い(一般薬は広い)
・副作用対策大切。副作用をやわらげる対応。
・昔は必ず入院。制吐剤の進歩により、固形がん以外は
 通院治療可能となった。←社会復帰しながら治療が出来る。

■抗がん剤の効き方
・耐性:がん細胞はいろんな顔を持っている
 ひとつの抗がん剤に耐性が出来ると、他の抗がん剤も効かなくなる。
(イジワル!って・・・by勝俣先生)
・新しい方法 幹細胞に対しての抗がん剤←研究段階

■抗がん剤の副作用
・がん細胞のみならず正常細胞も攻撃してしまう。
・化学療法の効果と副作用は相関するんものではありません!
 副作用強い→効果大?(違います~)
 副作用弱い→効果小?(違います~)

■副作用の種類
・口内炎、吐き気、下痢、膀胱炎、筋肉痛、神経障害
 脱毛、薬剤性肺炎、心毒性、注射部位の炎症、腎機能障害、
 骨髄抑制(白血球/血小板/赤血球の減少)感染症にかかりやすくなる
 1~2週間で元に戻る。

※脱毛を予防する薬・・・なかなかない。出来たらノーベル賞かも!!
※たいていの副作用は一過性。
 後遺症:神経系 後まで残ることがある。手足のしびれなど。



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