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乳がん診療における患者と医療者との正しいコミュニケーションとは 2

2013年11月22日
SPIKES: 悪い知らせを伝えるときのコミュニケーション 

Setting
適切な面談環境を設定する
Perception
患者の認識を知る 傾聴 オープンクエスチョン クローズドクエスチョン
誤解 現実を否認する場合、穏やかに訂正する
Invitation
患者がどこまで知りたいか把握する
・知りたくない→何故知りたくないのか?
 多くの患者はすべてを知りたい
・知る権利と知らない権利
・(あらかじめ確認しておく方法というのはあるが)
 問診、検査前に聞いたところで、その状況になってみないと分からない。
・家族の意向ということでなく、本人の意向を確認する
Knowledge
診療に関する情報、知識を提供する
・医学的事実を伝える
・面談表にポイントをまとめたり、図を描きながら
・同席している家族にも
・レントゲンなど画像を見せる
Empathy
患者に共感を示す
・患者の反応に共感する
・あくまで医療者としての言動と行動
 感情に流されない 逃げない
・あくまでもチームの一員としての言動と行動
 例)我々もこのような結果をお話するのは残念です
Strategy and Sumally
方針を提示する
・今後の診療計画 具体策、解決策を提供する
・患者のタイプに応じて適切に対応
・今日からどうすればいいのかを明確にする
 例)告知(初発/再発)したあと、では、次回から/来週から○○しましょう、でなく
 今日このあとどうすれば良いか。患者が途方にくれる、路頭に迷う?
 状況にしない。がん難民になるようなことをしない。
 例)××がんセンター(?)
 「もうウチで出来る治療はありません。ご自身でホスピスを探して下さい。
  在宅や転院を患者にまるなげ…など。

フォローアップも大切 予後、余命、寿命

<悪い例>
患者「先生、あとどれくらいなんでしょう?」
医師「(転移性乳がん患者の予後)データーでは50%生存28ヶ月
  5年生存22.5%、10年生存7%です。」
  ※少し古いデーター 274 症例 国立がんセンター中央病院(1988 - 1993)
  ※現在は新薬の登場によって生存率は徐々に延長してきた
<良い対応>
・明確な予後情報
・見捨てないよの確約 Always with you
・医療者は真実にもっとも近い回答をはっきりと説明し
 最後まで最善を尽くし、決して見捨てないことを確約することにより
 患者は先行きの不透明感、不安を軽減し、満足感を高める

上記は、自分のメモを起こしたものですが、
本日、がんサポートに掲載されていた記事を発見。
今回の亨先生のお話がより詳しく書かれています。
2007年3月の記事と少し古いですが、趣旨は変わりないと思います。

医師と患者のコミュニケーションを
より良くする情報提供技術を学ぶ
SPIKESって何!?もっと知って、広めよう→




いろいろな訳があるようですが、
亨先生は、次のようにご紹介下さいました。

静穏の祈り

変えることのできないものを受け入れる冷静さと
変えなければならないことを変える勇気と
それらを区別する智恵とを我らに与えたまえ

ラインホールド・ニーバー



オンコロジズトの独り言→ 渡辺亨のブログ


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コメント
医師と患者
メモを取りながら読ませていただきました。
このようなきめ細やかな医師との対話があるのは
理想的ですばらしいと思いますが、
現状は、すべての病院でしていただけるわけには
いかないのでしょうね・・

医師と患者の対話として、以前私のブログにも上げたことがありますが
Dr.takuya氏の『医者と患者の対話』というシリーズの4に
ホスピスの件で似たようなことが書いてあったのを思い出しました。
http://drpolan.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/3-721c.html
まだ我々は「パターナリズム」→「マターナリズム」までしか
医師と患者の関係性を考えられない、かな。
自己決定の時代に入ったことはわかるのですが、まだまだ
医師も患者も手探り、なのかも。

ラストのニーバーの詩、ついさいきん他の方のブログでも
目にしました。有名なのですね。
心に響きます。
Re: 医師と患者
>ゆりさん

こんばんは~。コメありがとう。
そう、現状はなかなか難しいですよねー
主治医なんか見ていても患者の私より会うたび背中が薄くなっているような?!
バーンアウトしないか心配です。
診察時間が延びるのは丁寧に話を聞いているから。
でも、彼の上司のドクターなんか見ていると、診察室の回転が速い(笑)
たぶん、トークのテクニックがあるんだと思うのですよね。
短い診察時間でも患者を納得させ、話をまとめるーみたいな。

でも、主治医の不器用だけど(あ、手術、手先は器用)患者の話を遮ったりせず
根気よく聞いているという診察スタイルも誠実で良いとは思ってます。
本人も労働時間長くなって大変ですが(笑)

ニーバーの詩は訳者によって
微妙に言葉の選択が違っていて、他の訳も好きです。

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