09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

UASオンコロジーセンター長 植松氏の講座聴講「サイエンスカフェ~がんと向き合う(3) 「4次元ピンポイント治療とは」

2013年09月14日
サイエンスカフェ~がんと向き合う(3) 「4次元ピンポイント治療とは」
を工学院大学オープンカレッジで聴講してきました。
◆講座詳細はこちら

(3)があるということは、(1)と(2)もあったんですねー。
※7月から毎月第1講~第3講まであり「サイエンス カフェ がんと向きあう」
全3回の講座。私は、本日(9/13)のこの講座のみ聴講。
早く知っていれば全部、聴いてみたかった。

ちなみに(1)は「丸山ワクチンは、いま」というタイトルで
日本医科大学病院ワクチン療法研究施設講師 飯田和美氏
(2)は「がん放置療法のすすめ」慶応義塾大学医学部講師 近藤誠氏


受講しての個人的感想は、「奇跡の治療はない」ということ。
UASオンコロジーセンターの治療であれ、標準治療であれ
奏功する人はするし、しない人はしない。
ただ、ひとりの身体で同じ状態で
二つの治療方法を行うことは出来ないから、
その人にとって、どちらがもっとも適当な治療方法であるか?
ということの比較は出来ない。
なので、個体が違えばなおさら・・・

冒頭で植松氏がプロジェクターに映し出していたのが下記の文言。

同じ病名で同じ組織型で
同じ進行度で同じ治療でも結果が違うのはなぜか?
がん細胞の遺伝子がみんな違うのだから
ガイドラインに従うより
一人ひとりに見合った治療を考えたい。


植松氏の慶応大学放射線科での勤務経歴から
近藤誠氏寄りなのかな~との先入観があったけれど
そういうことでもなかった。質疑応答で近藤氏の「放置療法」について質問があり
植松氏の回答もありましたが、まあクローズドな空間でのお話なので
それについては、ここでの掲載は控えさせていただきますね。

それよりちょっと気になったのは
この三講座のコーディネーターをされていたのが
元大手新聞社の記者の方で現在はフリーランスで活動されているようなのですが
(医療系の著書も複数出されている様子)
「今まで見てきた中で、がんもどきの患者さんも多かったと思う」
というような発言をされていたこと。
それって何か医学的・科学的根拠、あるいは統計に基いてのこと?
この方の主観的な発言?(としか私は思えなかったのですが・・・)

患者がどんな医療情報と出会うか(本であれWEB上であれ)
どこを何を拠り所とするか
○大卒で大手新聞社出身の医療ジャーナリストが書くものだから
良いということでなく、そこにどの程度、著者の主観や
持っていきたい結論があるのか、
なんらかの治療の指針や参考を探している時は、
患者側も俯瞰的な視点(って告知された当初はそれどころでは
ないよ~という気もしますが。私も三大治療終わってから
こうして、いろいろな情報と出会ったり、セミナーや学会に出たり…)
様々な情報を客観的に見る眼と、やっぱり病状を一番把握しているのは
実際に自分の身体を診てくれている主治医でしょうから
主治医の所見も大切にしつつ、リスクとベネフィットを理解して、
治療の選択していけるといいんじゃないかな~と思います。
ちょっと脱線。

UASオンコロジーセンターで治療された方の症例を
画像で見せて頂き、そして必ずしも「根治」ということではなく
この方は10年再発もなくお元気です、とか
この方は3年後に亡くなられました等、どう奏功したか
どの程度の生存期間だったかも説明して下さっていました。

また手術を否定するということもなくて
患者本人の希望、放射線だけでも十分治療できる症例でも
患者さんが、どうしても癌のあるところは切ってしまいたい
切除しなかったことがずっと心理的負担というか不安
になるようであれば手術という選択があっても良い
というお話もありました。

陽子線治療や中性子治療についての見解なども。

一番、参考になったのは、やっぱり質疑応答
一般の聴講者からの質問。

(UASオンコロジーセンターで治療の適応になるか?ということで)
Q:肝転移
A:数、大きさではない。肝機能や患者の身体状況による。

Q:微小のもの。ミリ単位の転移が複数。
A:基本しない。放射線に効きの良いタイプならやる。

Q:CTを都度撮影ということだけれど(普通の病院では
  月1回しか保険点数取れないので頻繁な撮影はしない)
  被爆は考慮しないのか?
A:(考慮)しない
  正確な位置決めのためやる。

あと興味深かったお話が

・現状、一般の病院では放射線治療土日が休みの週5日が多い。
 昔は、日本は週休二日という概念がなかったので土曜もやっていた。
 今は、祝日が入ると土日祝と三連休になることもある。
 ヨーロッパの臨床試験で土日休むより土曜日も含め毎日照射
 (日は休み)の方が局所制限(制御?よくヒアリングできなかった~)率が
 高かったとの結果がある。
 オンコロジーセンターでは1日も休まない方が良いとの考えで
 土日祝日も照射している。(なので、同じ50グレイの照射でも
 週休二日で照射したより、連続照射しているオンコロジーセンターの方が
 奏功が高いと自負している。)

・乳がんの患者さんの例。非浸潤と言われたのに、1年程度で
 遠隔転移してしまった。
 非浸潤←顕微鏡で見たところはそうだった。
 顕微鏡外のところでは、浸潤がんだったのかもしれない。


この講座の案内のフライヤーに書かれている【事務局から一言】の一部。
患者が医師から教えられている「がんの常識」は果たして正しいのでしょうか。
違った角度からがんをとらえる専門家3人から学びます。


ん~講師の選択を眺めるとコーディネーターの方の
がん治療に対するある種の傾向を感じるのですが、
私たちが受けている治療が「正しくない」ということではないと思います。


一方、今日、植松氏の講座を聞いて
自分に適応があり、財力が許すならば、受けてみたい治療方法のひとつ
とも思いました。(財力許されませんけど --:
質疑応答中、前立腺の平均的な治療費は?という質問があり約180万円
とのことでした。ケースバイケースでまた実額異なるでしょうけれど)
ケモセラと同等、もしくは以上の奏功が期待出来るなら
(宿酔や皮膚へのダメージもあるのかもしれないけれど)
化学療法で辛い想いをした身としては、
照射の方が楽なのかな?との印象を受けました。
(初発の放射線治療も、私は結構しんどかったけど)

◆UASオンコロジーセンターのサイト

ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします。
↓↓
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村
スポンサーサイト
乳がん・学会/セミナー/イベント | コメント(8) | トラックバック(0)
コメント
はじめまして
私は乳がんが遠隔転移していて、一時すごく植松先生の治療のことが気になっていました。
主治医に話しましたが、私の場合癌性リンパ管症とういうのがあって細かく散らばっているので無理でしょうと言われました。
夢の治療はないですねぇ。
記事がわかりやすく、とても参考になったのでコメントさせていただきました。
どうもありがとうございました(^^)
読み終わって、参加したわけでは無いのに、けっこう大事なところ聴かせてもらったような気になりました。ありがとうございます。

yannさんのまとめる力がすごい。

出来れば(1)から聴いてみたかったです。
たしかに講師の選択に色を感じますね。
植松先生は近藤先生の元にいらした事があるのですか・・そっか~

私も、放射線時にすごく弱ったイメージが消えなくて、
オンコロジーセンターが浮かんでは消え浮かんでは消え・・なんですが、
とても参考になりました(^o^)丿
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: はじめまして
>ひかりさん

こんにちは。はじめまして。
コメントありがとうございます。
ブログのプロフィール欄を読ませて頂きましたが
ひかりさんも、間質性肺炎を併発されていたのですね。大変でしたね。
再発治療はまた長い道のりとなりますが、ゆるゆると歩いて行きましょう!
Re: タイトルなし
>blueさん

こんにちは。コメありがとう。
いやいや、陽子線や中性子線の効果判定グラフ?というか
なにかデーターに基づいたお話もあったのですが
そのあたりは、あんま理解というか記憶できなかったので
レポできてない内容もあるのですが…(汗)

自分がその治療を受ける受けないは別として
わりとメディアを賑わしてきた?タイトルなので
全部聞いてみたかったな~
Re: 参考になります。
>鍵コメ ビ様

こんにちは。コメントありがとうございます。
ええ、植松先生、こうみえてもう30年以上の臨床経験があると
自己紹介されてましたw ナグモ先生に負けずお若く見えますね。

副作用の出現は、個人差も大きいでしょうし
やってみないと分からない部分でしょうね。

Re: はじめまして
>鍵コメ r様

こんにちは。はじめまして。コメントありがとうございます!!
セミナーいらしていたんですね~。
実際植松先生の治療を受けられたとのこと。
いろいろ治療方法のある中で、ご自身の選択を
その時点での、自分にとっては最良の選択であったと信じましょう。

一般の聴講者としては、
公平なデーターの提示だったと逆に、信頼できると思いました。


管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。