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第10回 ペイシェント・アクティブ・フォーラム がんからの教え 2

2012年10月23日
オープニングは理事長ご挨拶。
そしてがんサポートコミュニティ活動の紹介→ホームページはこちら。

そして、待ちに待った?!立花隆氏の講演。
まずは著書「がん 生と死の謎に挑む」の紹介。
NHKスペシャルで反響を呼んだ
「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」
がもとになっているもの。

この番組を製作するにあたって、もの凄い取材量から積み上げていった
多くの情報があり、のちにNHKBS1で3本の番組が作られている。
本来はこれらの番組を見てもらった方が良いとのことですが
まだNHKアーカイブスでも見られないそうです。
将来的には、見られるようになるかも?

そう簡単に読めません、内容のレベルが高いです-と
自身の著書について仰ってましたが
がんの告知を受けた患者は多かれ少なかれ、
勉強というか情報収集するので、予備知識も結構あり、
ページを行ったり戻ったりしつつも
私は意外とすんなり読めました。

学術的ではあるけれど、学術書ではなく
「一般大衆」に向けた本ではあるし
一介の市井の読者(笑)にも分かるように
噛み砕いて書いて下さっているように思います。

次にご自身の経過についてのお話。
2007年11月20日に老人ドッグを受けて
そこから尿潜血反応、腹部エコーにより精密検査へ。
12月4日には膀胱がんの告知を受けたそうです。
2008年から2012年まで、当初は3ヶ月ごとの検査
その後、4~5ヶ月ごと。まもなく5年を迎えるそうで
5年経過したら一応がんサバイバーと言って良いかな、
との発言でしたが、私たちは、治療中の今もサバイバーと言ってるよね?

立花氏は、様々なキャンサーサバイバーとの出会いがあるので
重い体験をした人と比べると自分の体験は軽いものだと仰ってました。


ー以下、今を闘うサバイバーには凹む表現もあるのでご注意-


取材から、そして自身の体験から

人間はがんから逃れられない。生きることそれ自体ががんを育てている。
 生きることはいずれがんになる運命のどこかの地点にいること。

近未来にがんの画期的新薬、画期的新治療法が生まれることはない。
 近未来=10年以内
 中期的未来(数十年)なら可能性あり
 ※これではちょっと辛いので、立花氏への質問用紙へ質問投入!
 (質問は一人ひとつ。質問が多い場合すべての質問への回答は不可!
 とのアナウンスがありましたが、いの一番に読み上げてもらいました・笑)
 プログラムどおりアップしていきますのでQ&Aはのちほど~


立花氏のスタンスは
これから張り切って、がんを克服してやる~!!と考える身には
厳しい感じもあるのだけど、それは何故かというと

・がんはしぶとく捕らえがたい
・がんは耐性を持つ。新薬を投入すると、がんの守備や反撃能力の方が勝つ。
・がん細胞は変身する。薬の攻撃に耐えうる変身。
・(正常)細胞の進化の過程と同じ→がん細胞=どんどん進化する。
 この進化は一方通行
 ↑↑
・だったけれど、山中氏のiPS細胞の研究だと逆行できる!
 がんの画期的治療の可能性。

<iPSの研究>
 これを利用すれば…という話はたくさん出ているが、
 実際の利用は時間がかかる。10年単位の研究。
 ※立花氏の著書は2010年12月発刊ですが、すでにカラーページで
  山中氏のことが紹介されています。

・これでがんが治る!的な食品・薬品があるがお金がかかる。
 通常の医療より、こういった製品に使われているお金の総額の方が多い。
 ※立花氏は懐疑的だけど、そして私自身も購入はしませんが
  プラセボ効果で、これが効くよ~と思って飲んだり食べたりしていると
  ホントに、体調良くなったりするケースもあるようなので
  害にならなければ、あとは個人の嗜好/志向かな~と。←私の意見!

がん患者はいずれ必ずがんに敗北する。
 肉体的には敗北率100%
 人間は死亡率100%の動物

・がんの根治・治癒を判断するのは難しい
・あなたのがんはあらゆる検査で消えた(画像上、数値上はみえない)
 がんはなくなったわけではない。 (目に見えない微小がんが潜んでいる?)
 ※立花氏の場合→定期的に内視鏡を入れて検査をしている
  早期のうちにたたく
  ↑↑
  これはよく、再発は早く見つけても遅く見つけても同じと言われるけれど
  やっぱり腫瘍や病変は小さいうち、早いうちに
  見つけた方がいいんじゃないかなぁ~。

しかし、勝ち目がないわけではない。 
 闘病という場では敗北するが、闘病=人生ではない。
 人生という場では勝てる。

戸塚洋二氏のケースのご紹介(ブログThe Fourth Three-Months
(ニュートリノの研究でノーベル賞に最も近いといわれた物理学者)
科学者として自身のがんを見つめながら過ごした記録。
私は偶然これ読んでました。がんと告知されたあと
何かで検索しヒットしたんだったかな。

2000年にステージ3aの大腸がん発覚。
2008年7月逝去。

~死の恐怖を克服する境地~
自己の死の考えが浮かんだら他の考えに強制的に変える。
死は自分だけに来るのではない。すべての人間に来る。
年齢にもよるが、死の訪れは高々10年~20年の差だ。
その間の世界がどうしても生きて見なければならない
価値があるとは思わない。

宇宙やらものは何もないところから生成し
そしていずれ消滅、死を迎える。
遠い未来の話だが、自分の命が消滅したあとでも
世界は何事もなく進んでいくが
決してそれが永遠に続くことはない

プロジェクターの表示展開が速くメモが追いつかないのと
自分の文字が読み取れない部分もあり(汗)
若干文言違っているかもしれません~。ご容赦!

その後、筑紫哲也さんのこともご紹介下さいました。

ただ、ここまでで私が感じたことは
立花氏や戸塚氏、筑紫さんにしても
(まだ未完の仕事はあったにせよ)
すでに、お子さんは成人、あるいはお孫さんもいたり
それぞれの分野で第一人者としての地位を極められていて
私たちとは人生観も死生観も大きく異なるかな~と。

おっちゃ~ん(誰がおっちゃんやねん!!)
すんまへん、うちら、この10年、20年が大切なんどす!!
と偽関西弁&京都弁?で内心大声でツッコミ~~~!!

今回の聴講者は、立花氏と同世代とお見受けする
熟年の方、男性の方も多く、もしかしたら、彼らにとっては
どんぴしゃフィットする内容なのかもしれません。

つづく~


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コメント
いつもありがとうございます。
よくわかります。なるほどね~~早期発見の件ですが、遅く発見は末期で駄目ですが、乳がんの場合はかなり特殊で、早く見つけても既に全身に回っているし、遅くても治療が効果があれば、あっという間に癌がとりあえず消えます。でも完治が難しい。乳がんは、共存できる癌だからかなり希望が持てる・・・と今は認識しています。サバイバーも他の癌は5年で完治で、乳がんは今は20年説もあり・・・おとなしいけれど、しつこいですよね。癌になったら、サバイバーだから立花氏の考えは、日本的ですね。
No title
なかなか講演会に足を運べないので分かり易い報告レポ、いつも感謝です。
病気の捉えたかは様々ですね。年齢や性格や環境etc・・・

私は①人間はガンから逃れられないって言うのに深く共感しました。
皆その芽は持っているけど、自分はたまたま運悪く(日々の食や生活の悪行の結果とも^^;)
成長させて発芽させちゃったと思い、諦めや受け入れをしようと思うコトにしてます。

人生勝たずとも、ゆるく還暦迎えたいですモノです。
続きも楽しみ~
No title
yannさん、レポありがとうございます。
次回立花さんの講演があったら聴きにいきたいと思いました。立花さんのおっしゃることに大いに納得のジュリアーノです。

そうそう 
おじさま(おじいさま)たちは年齢的にも社会的にもいろいろやりつくしたからそう言えるけど、私達はまだまだこれからなんだぞ~( ̄ー ̄)。

会場にいたら、そのことを質問の紙に書きたかったです。答えてくれないでしょうけど(笑)

②の質問にどう答えたのかレポ楽しみにしてます♪。
Re: いつもありがとうございます。
>タッキーさん

こんばんは~
そして、ナースでもあるタッキーさんのコメント内容で
私、救われる部分があるように感じます!!
Re: No title
>mnさん

こんばんはー!!
そう、根治・完治困難なら、がんんを眠らせるか共生共存で
ともに長生き?!還暦ちゃんちゃんこリレーしましょう。
リレーフォーライフ♪
Re: No title
>ジュリアーノさん

ども!
立花氏、「知の巨人」ということで昔から
遠く憧れの人というかもう接点ない方と思ってましたが
フランクにお話して下さり、また機械があったら聴講
おしゃべり(え?)したいです。

あ、でも、まだ書ききれてないのだけど
討論会で、ちらっと若かったらまた考え方が違う
との発言もありました。

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